活気溢れる「鷺沼」駅南口を再編し、新しい未来を担う駅前複合再開発プロジェクト。
住宅・商業・公益が一体となり、多様な価値を生み出し、多世代の豊かな共生を育みます。
「公共交通利便性の向上」「広場・交流機能」「快適な街歩きの場所」
「魅力あるライフスタイル」という開発コンセプトのもと、
「鷺沼」が宮前区の中心へと生まれ変わります。
鷺沼・宮崎平駅周辺地区については、総合計画において行政区の単位である地域生活ゾーンの核として「身近な地域が連携した住みやすく暮らしやすいまちづくり」を目指す拠点である「地域生活拠点」として位置付けられており、鷺沼駅周辺を中心に、多様なライフスタイルに対応できるよう「民間活力を活かした駅前広場の再整備等による、商業、都市型住宅、文化・交流などの都市機能の集積及び交通結節機能の強化に向けた取り組みを推進」することとしています。
鷺沼駅周辺では、現在再開発事業の検討が進められています。計画では、駅前街区と北街区の2街区で構成。駅前広場の整備をはじめ、区役所や市民館・図書館など公共施設を集約。低層階には商業施設やホールなどが入る賑わい空間として整備されます。宮前区の新たな中心拠点として「鷺沼」が生まれ変わります。
商業施設、市民館(大ホール含む)、図書館、都市型住宅、業務、駐車場等
敷地面積:11,170㎡ 地上37階・地下2階
区役所、市民館(小ホール含む)、都市型住宅、駐車場等
敷地面積:3,680㎡ 地上20階・地下2階
駅前を単なる交通の結節点とするのではなく、駅前から街の賑わいを周囲に広げる起点とし、働く人や住まう人がこの街で1日中、快適に過ごすことをイメージした開発コンセプトです。多機能に使える広場も誕生することになっており、周辺エリアに暮らす人々の利便性向上も期待されます。
市民館ホールを大・小2つのホール構成とし、小ホールを北街区に配置することで生み出された余剰空間を使い、ステップテラスを設置するとともに駅前広場を拡充。
新たなライフスタイル・職住近接のニーズに対応する「働く機能」(ワークプレイス)を導入。商業・公共用途との組み合わせたボーダレスな利用を目指します。
駅前街区と北街区の回遊性を高め、公共機能の連携を図るために、街区間デッキを設置。
まちの顔となり、人の活動が見える空間を目指して、駅前街区に大ホールのホワイエを設置。
鷺沼駅から周辺市街地や鷺沼36号線へ抜け、連続的な賑わいを形成する貫通通路を設置。
駅改札から交通広場への通行動線を確保。人々が集い、イベントなどが開催できる市民の憩いの場となる駅前広場を形成します。また、駅前街区と北街区を地下通路で接続し雨に濡れずに移動できる歩行者ネットワークを整備します。
敷地周辺の高低差と桜並木を活かして、立体的なテラス空間を整備し、建物中央に貫通通路を設け、改札からの人流を周辺街区と繋げることで、回遊性を向上させます。駅前広場と春待坂側デッキ広場をつなぐ貫通通路は商業空間やゆとりある空間とすることで、賑わい空間を連続的に整備します。
駅前街区と北街区の3階に街区間デッキを設置し、利用者の回遊性と利便性を向上させる動線を確保。駅前商業施設や図書館と北街区の区役所との行き来が非常に便利になります。2階から続く連続的なテラス空間の創出と、屋内空間と連携しながら開放的な階段状の広場空間を整備します。
北街区に小ホールを設け、街区間デッキとも接続させることで、公共施設利用者の利便性を向上。4階、5階全体で、市民館・図書館機能の統合が行われます。4階、5階のホールホワイエをまちに向く方向へ配置し、まちを見渡し、まちからも人の活動が見えるような空間を整備していきます。